【ライフデザインカンファレンス開催】正解がない時代に必要なのは『軸』。700人が学んだライフデザイン戦略
こんにちは!プロジェクトF
ライターチームのゆきです。
11月1日(土)に
淡路夢舞台国際会議場にて、
「Life Design Conference 2025 in Awaji」が開催されました。

イベントの来場者は日本全国から、
遠い方はなんとアメリカから!
700名以上の方が集まり、
SNSマーケティング × キャリア戦略 × ウェルビーイングを通じて
「人生を自分で創る」力を磨く
特別な1日が幕を開けました。
今日は私が実際に体感した、
ライフデザイン戦略の最前線を
レポートさせていただきます!
新しい時代のカンファレンスの形
この日最初に登壇したのは、
イベントの主宰である大東めぐみ。
オープニングで
こんなことを参加者に問いかけました。
「皆さんはどういう思いを持って、
今日のイベントに来てくださったのでしょうか」

参加者がそれぞれの想いを振り返る中で
大東は語り始めました。
私たちが生きる現代…
90%以上の方が
SNSを何らかの形で利用しており、
YouTubeの投稿数もコロナ以降2倍に増加しました。
毎日、無意識に
外側の情報に晒され、
他者の指摘や注意に揺さぶられ、
私たちは
焦りや漠然とした不安に駆り立てられています。
その結果、
現代人は「自分自身が何を感じているか」さえわからず、
自分の思考を味わう余裕すらない状態になっているのです。

これは、
アテンションエコノミーという
【注意を引くことがお金になる仕組み】が 生み出した、
ある意味必然的な現象だと大東は語ります。
そんな中で、
このライフデザインカンファレンスが
何のために開催されたかというと、
自分の人生を
自分で決められる力を手に入れてもらうため。
そのために必要なのは、
自分の価値観の軸を持つことだと話しました。

『変化が激しく正解のない時代だからこそ、
その軸の大切さを、今日この場で感じていただきたいのです』
会場にいる参加者は
その言葉に深く耳を傾けていました。
基調講演「10年後に後悔しないキャリア戦略」
この日の基調講演を務めてくださったのは、
著書累計57万部のベストセラー作家・星渉さん。

5000回以上の講演実績を持つ、
業界を代表する方です。
講演のテーマは
「10年後に後悔しないキャリア戦略」
星さんは最初に
こんなデータを参加者に教えてくれました。

世界経済フォーラムの発表によると、
今後5年で仕事で求められるスキルが44%変わるそうです。
よって10年後は、
88%変わることになる。
つまり、
10年後も通用するビジネスをしたいなら
本質的な力こそ必要だと星さんは話していました。
また講演の中では、
「後悔」についての深い洞察も。
後悔は2種類に分かれていて、
「〜すればよかった」という『非実行の後悔』と
「〜をしてしまった」という『実行の後悔』があるということです。

後者の『実行の後悔』は短期的で、
時間とともに消えていく。
むしろそこから気づきや学び、
改善策が生まれます。
だからこそ言えるのが、
人がキャリアに関して後悔するのは、
『非実行の後悔』のみ。
星さんはこんなふうに参加者に問いかけました。
「10年後に後悔しないなら、
10年間後悔していてもいいのでしょうか?」

正解がない時代であるにもかかわらず、
多くの人は「正解」を探そうとして不安になります。
しかし、
ないものはいくら探しても見つからない。
大切なのは、
自分が納得した選択を
「正解にしていく」ことだと星さんは語り、
参加者たちは終始メモを取る手が止まりませんでした。

星さんのセミナーを通して参加者からは、
「ここ数年悩んでいたことが
一瞬で解決した」
「何かと深く考えすぎて疲れていたけど、
自分が気になる、やりたい、楽しい、会いたい…
行動するのってこれくらいシンプルでいいのかも」
そんな感想が寄せられ、
一人ひとりがこれからの人生をどう歩み、
自分のビジネスに向き合っていくか考え直すきっかけとなりました。
豪華ゲスト陣が語る、キャリアとビジネスの本質
この日は星さんの他にも
日本のビジネス最前線を代表するゲスト陣が
次々と登壇され、ステージから目を離せませんでした!
オンラインプラットフォームMOSHの創業者である
薮和弥さんの講演テーマは、
「AI時代に求められるクリエイターの
捨てることと集中するべきこと」

世界一周で現地の方々と触れ合い、
皆が同じような悩みを抱えていることに
薮さんは気付いたそうです。
その経験から生まれたのが、
「情熱が希少性になり、それを仕事にしていく」というミッション。
薮さんと大東のセッションは、
自分にとっての情熱が持てるものは何か、
改めて考えるきっかけとなりました。
そして、
SNS業界からは
ど素人ホテル再建計画さんとカイシャインさんが登壇。
2人からは、
それぞれのテーマで単独講演をしていただきました。
ど素人さんからは、
今SNSでバズを生み出す穴場や最新の運用方法を、
カイシャインさんからは
SNSで個性を活かしたコンセプトの作り方や、
自由な働き方を叶える方法を
たっぷりと話していただきました。


そして特別に…
事前に選ばれた5名の方のSNSアカウントを
プロの目線からコンサルする企画も催されました。

イベント当日の朝、
この企画のために整理券が配られましたが、即満席に!
SNS業界の最前線を走るお二人から
それぞれ違った視点で
1人ひとりの成長戦略をアドバイスしてくれていました。
コンサルを見学するだけでも
自身のアカウントに活かせるヒントを
たくさん持ち帰ることができ、
この場でしか味わえない特別な体験となりました。

そして、
昨年のイベントから引き続き
KADOKAWA編集長・伊藤直樹さんが登壇。
伊藤さんは10万部超の本を10冊以上生み出し、
チーム年間10億円規模の売上を創出してきた実績を背景に、
「SNSに頼らず売れ続ける
コンセプトの生み出し方」を教えてくださいました。

多くの方が知っているベストセラー書籍を例に、
「人を惹きつけるコンセプトとはどんなものか」分かりやすく解説。
コンセプトを考える時には、
・自分にとって関係のあることか
→自分ごとと思ってもらえる企画を立てること
・自分にとって得のある情報か
→お役立ち感、学び、ベネフィットやメリットの提供
・自分にもできるか
→あなたが直接教えなくても
成果や結果が出る仕組みになっているか(再現性と口コミ)
どんなビジネスであっても、
このような視点を持つように、と伊藤さんは話します。

最後に語ってくださった、
【目の前の誰かの痛みに、どんな言葉で寄り添うか】という言葉には
「これから歩んで行く上で
大切な大切な指針になった」と話す参加者もいました。
体験から生まれる、新しい学びのカタチ
この日は講演だけでなく、
会場には様々な体験型ブースが設置されていました。

お子様も一緒に、
粘土でマカロンを作ったり、
アイシングクッキーを作ったり。
親子で一緒に学び、
体験できる場がたくさんありました。
昼食時には、
淡路島の食材を使用したキッチンカーが並び、
食を通じた交流も活発に。

その他にも、
手相占いや数秘術で自分を深く知るセッション、
顔分析診断付きのメイク体験。
風で広げるアルコールインクアート、
ビジョンボード作りなど…



ブースでの体験を通じて、
参加者たちは自分の新しい一面を発見し、
これまで気づかなかった可能性に出会っていました。
瞑想で内面と向き合うフィナーレ
イベントのクライマックスでは、会場の雰囲気が一変。
ステージ上にたくさんのキャンドルが並んでいました。
たくさんの学びを得た1日を振り返り、
ひたすら自分の内面と向き合う時間が始まります。

参加者1人ひとりにもキャンドルが配られ、
全員で瞑想する特別な空間。
目を閉じ、自分だけに集中し、
イベントを通して感じたことを振り返り、
これからの人生を考える時間になりました。
瞑想を終えて
そっと目を開けるとそこは幻想的な空間に。

ライフデザインやキャリア戦略という
外的な学びの後、
自分の内面と深く向き合う時間も設ける。
この1日の流れ全て、
イベントが何を目指しているのかを
象徴していました。
新しい未来への第一歩
日常から離れて
「自分の人生を自分で創る」ことに向き合った1日。
参加者の方を見ていると
どこかすっきりとした、
これからの希望に満ちた表情が伺えました。

淡路の地で語られた様々なビジョンと気づきは、
きっとこれからの10年、
私たちの働き方、生き方、キャリアの選択を
大きく変えていくはずです。
変化が激しく、
正解がない時代だからこそ、
自分の軸を持つことの大切さ。
その確信を手に、
これからの人生をデザインしていく。
そんな予感に満ちた、素敵な1日となりました!









