低単価で悩んでいたサムネイル職人がプロFでマーケティングを学び、夫の収入超えの売れっ子SNSデザイナーに
今回のプロジェクトF(以下プロF)
受講生様インタビューでは、
SNSデザイナー/神谷明音さんをご紹介します。
元々会社員で広報のお仕事をされていて、
デザイン経験があった明音さん。
「サムネイル作成ならできそう」と仕事をスタートしました。
単価の安さで売上が伸び悩み、プロFに加入。
そこから仕事の幅は一気に広がり、
順調に売り上げを伸ばしたそうです。
そのポイントは、
ただ綺麗なデザインができるだけではなく
売れるデザインを作れることが、強みになったこと。
また、ご自身でプロモーションを経験したことで
クライアント側の立場になった時の忙しさや
ニーズを理解したこと。
これが他のデザイナーさんとの
差別化となったそうです。
デザイナーで起業をしたいと思っている方は
もちろん、人生変えるために一歩踏み出したい!
そんな方にも参考になる対談になりましたよ!
自分がネットで仕事できるとは思っていなかった。
ー自己紹介をお願いします。
webデザイナーの神谷明音と申します。よろしくお願いします。
ーどんな成果を出しているか教えてもらってもいいですか?
プロジェクトFの専属デザイナーとして、各種デザインを担当させていただいています。
また、有名YouTuberの方のサムネイルなどを担当しています。
ー明音さんと私の出会いは結構面白くて。元々私のYouTubeのサムネイルを作ってくれてたんですよね。
そこで私の動画を見ていた明音さんが、私に興味を持ってくれたことがきっかけでしたね。
そうなんです。女性起業家、そんな人がいるってそこで初めて知りました。
ー先日のTwitterを見ましたが、旦那さんのお給料を超えましたと書いていて、驚きましたよ。
そうなんです。
我が家は、子どもにちょっと病気があって、幼稚園に入れませんでした。
保育園に入るには仕事がないといけなかったので、家でできる仕事をしたかったんです。
なので、一個何銭という単価の低い内職をずっとやっていました。
毎日5時間ぐらい真面目にやってましたが、月に1万5千円にしかならなくて。
それでも3年続けていました。
ー3年!1個1円にもならない内職を3年もやる根性は凄いですよ!
ネットでできる仕事ができれば良かったんですけど、まさかそんなことを自分ができると思ってなかったんです。
ー何をきっかけにデザインの道に進み始めたんですか?
会社員時代に広報に所属しており、そこで自社のカタログ、ホームページを作成していたんです。
会社を辞めた後、サムネイルが流行った時があったんですよね。
「サムネイル職人」みたいな教材が出ていて、SNSでたまたま見た時に、「このぐらいだったら私もできそう」みたいな風に思って。そこからがスタートでした。
ーどういう風に仕事を獲得して行ったのですか?
クラウドワークスや、ココナラの募集に応募しました。
サムネイルって凄く単価が安いので、本物のデザイナーさんはあんまりやりたがらないのかなと思います。
なので、素人というか、あんまりデザインをやったことないような人がきていた中で、私は少しだけ経験があったので仕事を獲得しやすかったのだと思います。
女性起業家のニーズに応え、自分も成長。そこから報酬がUPした。
ーその後なぜプロFに入ってきてくれたのでしょうか?
毎日フル稼働してたんですけど、単価が凄く低いので、売り上げが頭打ちになってしまったんです。
これ以上は売り上げも上がらないって感じた時に、「これは、めぐみさんが動画で言っていたことでは?」「ビジネスのステージをあげるって言ってたのはこれだ!」と思ったんです。
今まさにこの時だと思って、去年の大晦日に申し込みました。
ーその行動力にまず拍手です。
単価1円にも満たない内職をやってた人とは思えない行動力ですね。
では、そこからどんな経過でお仕事を拡大していったのか教えてもらってもいいですか?
自社のデザインの経験しかなかったのですが、めぐみさんから、少しずつ発注していただいたんです。
「できないです」とか「やったことないです」とか言いながらやりました。
それでも一つ一つ提出していったら、めぐみさんが「ええやん」言ってくれたのが嬉しくて、そういう積み重ねが自信になりました。
あとは、プロFって女性起業家さんがたくさんいるので、そういう起業家さんから色々お声がけいただいて、仕事の幅が広がっていきました。
それから報酬もどんどん上がっていった感じですね。
ーなるほど。途中、明音さんはデザインを教える側になって、スクールをやろうかな、とか、オンラインプログラム出そうかなとか、働き方のパターンを模索してた時期がありましたよね。
でもやっぱり明音さんは自分が前に出るよりも、どちらかと言うと、人のサポートする方がいいんじゃないかな、みたいなことを言ってましたよね。
そうですね。
人前で喋ったり、前に出るのはあんまり好きじゃないと感じています。
裏方が好きなので、サポートするような仕事がしたいという思いはあります。
ーサポートしたい側、自分が前に出ていく側じゃなくても、お仕事を定期的に貰える人はたくさんいるんですよね。
クライアントさんがたくさんいると、安定しますよね。
私達みたいな講座型ビジネスとか、コンサル型のビジネスは、売り上げのアップダウンが激しいビジネスモデルの人って結構多いんですよ。
ですが、明音さんみたいなデザイナーとか、コミュニティー運営とか、サポートとかって、ある程度クライアントさんと契約できたら安定して月の売り上げが上がるような、プラスの側面がありますよね。
そうですね。
特に私は、単発の仕事もありますけど、継続の方が多いです。
SNSデザインは、Instagramの画像とかサムネイルのほとんどが継続案件になるので。
ーそうですよね。
デザイナーさんとかライターさんとか、そういうバックオフィスっていうかスタッフ側の仕事は、ちゃんと仕事してたら継続されやすいですよ。
スイッチングコストといって、今までやり取りして自分のデザインのパターンなど一緒に決めて、継続してきたのを、他の人に頼むのはまた一から始めなくてはならず面倒くさいわけです。
ずっと同じ人に発注したいというニーズがかなりありますよね。
いかにそこに入っていけるかがめちゃくちゃ大事だし、信頼関係を築けたら安定するわけです。
クライアントさんのどんなこだわりにも対応。目の前の案件にコミットすることが継続受注につながった。
ー明音さんは、お仕事をどうやって継続的に受注できていると思いますか?
私は一つの仕事が来たら、安かろうと、好きじゃなかろうとコミットするタイプなんです。せっかく頼んでいただいたのなら、成果も出して欲しいので、一つ一つを丁寧にするのを心がけています。
その辺りが評価されているのかなと思います。
ー素晴らしいですね。
これは、発注する側の人にも、発注される側の人にも当てはまります。
外注したり、スタッフとして働いてもらう時って、いきなり10万、20万、100万の仕事なんて発注できないからまずは小さな仕事から頼みますよね。
まずはバナ一を1個とか、ちょっとしたデザイン1個とか、そういうものから発注していくんです。
そこでレスの速さとか納品のクオリティとか、コミュニケーションのやりやすさとかを見て、継続してお願いするかどうかを決めるんですよ。
明音さんはレス早いし、一個一個の修正とかも早いんですよね。
明音さんがいいなと思うのは、私の鬼のような細かいこだわりにちゃんと付き合ってくれるんですよ。
ビジネスステージが高い人ほど、こだわる人は多いです。本当に分かります。
ー私も、それはもう細かなこだわりがありますよね?(笑)
本当にいつも申し訳ないなって思うんですよ。
もうちょっと妥協できたらいいのにとは思うんだけど、色とかフォント、スペースとか、言葉の「てにをは」とか気になってしまって。
こんなこだわりにも即対応してくれるから、私はとても助かってるんです。
そうですね(笑)
それで一発オッケーもらえた時とか、「よっしゃ!」みたいな感じですよ。
ーこれも本当に大事なポイントですが、明音さんって、凹まない人ですよね。
お仕事依頼する側からしたら、ちょっと何か言ったら落ち込んでしまうとか、レスがしばらく返ってこないとか、そういう人にお仕事って頼みにくいんですよ。
忙しい時とかって、これはこうしてほしいとか、これもあれも、っていう風に、ちょっと冷たい文面になってしまう時も正直あると思うんです。
だから明音さんは、感情と仕事を切り分けられる人なんだと思います。
私の場合は、元々デザインをやっていたので、フィードバックやアドバイスをもらえることの大事さがよく分かるからだと思います。
ーなるほど、別に自分を否定されてる訳じゃなくて、仕事がもっと良くなるためにフィードバックが来てるんだということが、ちゃんと区別できてる感じですね。
普段、やること、やらないことで何か意識していることはありますか?
仕事で言えば、稼働しない日はないです(笑)
デザインのことで言えば、起業当初はサムネイルしかやらなかったです。
ー特化して覚えてもらいやすくした感じなんですね。
明音さんは子育てと仕事ってどうやって両立してるのですか?
子育ては、ほったらかしですね。
ちょうどコロナの感染が拡大し始めた時期だったので、どこにも行けなかったんです。
二人とも小学生なので、ゲームやってても怒られないしラッキーみたいに思っていたと思います(笑)
ただ綺麗なだけじゃない。マーケティングを学び、「売れる」デザインで差別化する。
ー最近デザインスクールが多く、デザイナーさんも増えているような印象があるんですよ。そういう人たちがこれから先、自分がどうしようかって悩んだら、どんな道をお勧めしますか?
私は、プロFでマーケティングを学んだことで、ただ綺麗なデザインだけじゃなく、原理原則に沿った、効果が出るようなデザインを作れるようになったんじゃないかと思っています。
それは自分の強みだなと思っています。
ーマーケティングを学んで、売れる流れとか、売れる物の作り方みたいなのを学んだのは、差別化になったということですね。
プロFに入ったら仕事も頂けますしね。
そうですね。
デザイナーコミュニティとかもあると思うんですけど、同業者ばかりではないところに入ると、お客さんはたくさんいますよね。
ー私は、お客さん側の立場で、知識とか、言葉とかを知っておくのも大事だと思ってます。
お客さんが今、何を意図して発信や、LP作ってるかとか、どうやってプロモーションしていて、どんな素材が欲しいのかを、デザインする側が分かってくれていたら、こちらもすごく発注しやすいですし、デザイナーとして大きな強みになりますよね。
なりますね。
私も、プロFで起業のノウハウを学んだので、自分でもプロモーションをやってみたんですよ。
なのでクライアントさん側の気持ちが分かるようになりました。
こんなに忙しいんだ、ということも知りましたし、こういうのあったらいいよねという気付きもありました。
ー組み合わせ理論ですね。
やはりデザインだけよりもデザインとマーケティングができるとか、自分が他の人にはないスキルを持ってるんだよと言えたら、差別化になります。
デザイナーはいっぱいいるかもしれないけど、私はデザインもできるしマーケティングもできますよ、ただ綺麗なだけじゃなくて、売れるデザインが作れますよ、と言えるのは強みになります。素晴らしいです。
では、これから何か始めたいなと思ってる人や、これから起業してステージをあげたいなと思ってる人に、メッセージをいただけますか?
はい。私は、「自分なんか」とか「自分は前に出るタイプじゃない」とか「起業なんてできない」とかって思っていましたけど、起業は、そういう方を支えるような仕事もたくさんあるんです。
会社員の方は、本当に需要があると思うので、ぜひ一歩踏み出して見たらいいんじゃないかなって思います。
ーありがとうございました!
まとめ
「明音さんが5人くらい欲しい!」
めぐみさんから絶大の信頼を得ている明音さん。
レスの速さや、細かいこだわりにも丁寧に対応
してきたことが信頼の基盤になっていたようです。
「フィードバックはありがたい、大事なもの」
このマインドがあるからこそ、
ブラッシュアップされたデザインとなり、
それが自信へと繋がっていくのだと感じます。
人気デザイナーへと成長できたのは、
「売れるデザイン」を学び、クライアントさんの成果を生んだこと。
マーケティングとデザインが掛け合わさった結果だったのです。
バックオフィス業務の長い、会社員の方でも
力を発揮できる分野は数多くあります。
デザイナーや、ライティングなど
どんな職種でも、マーケティングが掛け合わさることで、
他との差別化になり、自分の強みとなるのですね。
■神谷明音さん/SNSデザイナー
神谷明音さんの
Instagram
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Twitter
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公式LINE
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【思わずクリックしたくなる『インスタ画像の作り方完全ガイド』(PDF15ページ)】