イメコンから動画編集へ転身。ニーズに向き合い前職スキルを活かして収入10倍。すべての経験が活かせる仕事へ
今回のプロジェクトF(以下プロF)
受講生様インタビューでは、
人と動画のプロデュース/吉野智子さんをご紹介します。
元アナウンサーの智子さん。
プロFに入ってきた当初は、
イメージコンサルタントとして活動されていました。
しかし、めぐみさんとの初セッション時の
一言に背中を押され、ガラッと職種を変えたことが
成功ポイントだったそうです。
職歴を生かした仕事で、かつ苦手な人が多いニーズのある分野だったこと。
また、自分では得意と思っていなかった分野でも、
対象を変えると十分に自分のスキルで対応ができると気付けたこと。
智子さんのお話からは、柔軟で前向きな考え方が伺えます。
お客様の苦手な言語化をサポートすることで、
自分の言語化も進み、いいことだらけだという智子さん。
智子さんのコンテンツ化メソッドも伺うことができましたよ。
イメージコンサルタントとして独立起業。コロナ禍で仕事が激減
ー自己紹介をお願いします。
人と動画のプロデュースをしております、吉野智子と申します。
ーどんな仕事をしているか、教えていただけますか?
みなさんのプロフィール写真撮影の際に、どんな場所でどんな服装で撮影するか、というプロデュースと、動画コンテンツを作っています。
ープロFに入って、どのような変化があったのでしょうか?
3年前に、イメージコンサルタントとして独立しました。起業したという自覚はあまりなかったのですが。
めぐみさんとの初回セッション時に、事前提出していた職歴書のような資料をみながら「どうして、智子さんはイメージコンサルなん?」と一言いただき、その時から、ガラッと職種を変えました。
最初は、CANVAを褒めていただき、インスタのCANVA代行のご提案もいただいたのですが、「動画作成もできます」と、お伝えしたところ、めぐみさんから「動画ええやん!」と背中を押してもらったのです。
業種をガラッとチェンジしたのが、1番のポイントかと思っています。
ー言いにくいかもしれないのですが、イメコンでは売上は立っていたんですか?
実は、ほとんど稼働できていませんでした。
ちょうどコロナの時期に入ってしまい、収入ガタ落ちだったんです。
3年前の起業時はブルーオーシャンだったのですが、同業の方もどんどん参入してきて、「これはまずい!」という状態でした。
ーそうですよね。
リアルで会うことの多い仕事ですし、誰もイメコンを頼めない状況でしたよね。コロナ禍で誰とどこで会うの?と。
だから、智子さんのイメコンの売り上げ自体もそこまでではなかったし、これから伸びるという感じでもなかったんですよね。
そうなんです。
ところが、プロFに入って3ヶ月経った頃には、イメコンだった時から比べるとなんと10倍の売り上げになっていたんです。
ーえ!10倍なんてすごいじゃないですか!
元がそこそこ低い状態だったので、なんとも言えないのですが、本当に開店休業状態だったので、伸びがすごかったです。
ーそれは本当に動画をやってよかったですよね。
もともと、智子さんは動画のお仕事だったんですよね?
はい。NHKとニコニコ動画におりましたので「動画で伝える」ということをずっと仕事にして来ました。
ーそんな職歴があるのに、動画を一切触らず、イメージコンサルをやっていたというね。
めぐみさんからみたら、謎の状態でしたよね。
ー私から、「イメコンとかやってないで、動画やったらええやん」と言われて、いやじゃなかったんですか?
ところが全然いやじゃなかったんです。
実は、もともと、動画に興味は持っていて「やりたいな」とは思っていました。
誰かに背中を押してもらいたかったのかもしれません。
3月のプロFのセミナーで「やっぱ動画やと思うわー」と言ってもらえて、もうこれをやらなかったら女が廃る!と思ってやりました。
起業するには新たな知識が必要?今までの経歴を活かして何ができるかという考え方へ
私は開店休業状態だったのですが、今までの経歴を活かすという考えがありませんでした。
みんなすでに人のお役に立てるスキルを持っているのにもかかわらず、自分でビジネスをやろう、ということになると「新しい自分にならなければいけない!」という思い込みが発動して、何か新しいことをしなきゃ!とか、新しい知識を入れなきゃ!とか、思ってしまうのかもしれません。
ーそうですね、資格取らなきゃ!ってなってしまうんですよね。
ちょうど智子さんが入ってきたころ、コロナが騒がしくなってオンラインコンテンツを作りたい!オンライン化したい!という流れがありました。実店舗のある人も、みんながみんな言っていましたよね。
だから動画はとてもニーズがあったんです。
「好きなこと、得意なこと、ニーズのあること、お金になること」の重なるところでビジネスを作らなければならないじゃないですか。
イメコンは好きなことで得意なことかもしれないけど、そのタイミングで、そこまでニーズがなかったんですよね。
「ニーズがあって、お金になる」しかも、女性の好きそうなトーン&マナーで、女性の為に女性が編集してくれる、というのは実はそこまで多くないんです。
だからとてもいいと思いましたよ。
はい。めぐみさんに激推しいただいて、だったらもう、すぐにやろう!と切り替えて行きました。
ー紹介でお仕事いただけていますよね。
はい、今もほとんどを紹介いただいています。
しかも、お役に立ちたい好きな方や、この人の考え方をもっと世の中に知ってもらいたいなと思える方とお仕事をさせていただいているのが本当に嬉しくて、ありがたいです。
ーめちゃくちゃいいですね!
智子さんが、次々に紹介されたりご縁でお仕事が繋がっていくのはどうしてでしょうか?
そうですね。総合的にプランニングできるっていうところが私の1番の売りなんだということを、やっていくうちに気づきました。
ずっと番組を作っていたので、プロの言っていることをわかりやすく伝えるとか、構成を組み立て編集していくという部分が、みなさん意外と不得意だったんですね。
それを知らなかったんです。
ー構成を組み立てるのが不得意、とはどういうことでしょうか?
みなさん、個別対応はプロなんです。神がかっています。
コーチングや、お料理の先生など、目の前の方がわからないことや困っていることに対してはすぐに答えられるんです。こうした方がいいですよ、とか、混ぜ方が違います、とか。
でもそれを、みんなに対してわかりやすく伝えるとか、起承転結で組み立てていくとか、「最初に3ステップありますよ」と案内するとかが、苦手という方が多かったんです。
ーなるほど!確かに、わかります!
最初にこれ、次にこれ、次はこれ、最後にこれ、全体はこうですよ、という流れを組み立てるのは、みんな本当に苦手ですよね!
あれはなぜなんでしょうかね?
いやそこは、私も聞きたいところです(笑)
自分の持っている力で十分お役に立てる分野がある。クライアントさんの不得意を巻き取り自然とご紹介に繋がった
それまでは、自分もそこまで得意な分野だとは感じていませんでした。
今まで番組制作をしていた中で、NHKスペシャルなどの番組を作っているプロの方と比べたら、不得意だなと思っていたんです。
でも自分の持っている力でも十分お役に立てるフィールドがあるんだなと気づいたのです。
ー1対1でやっているリアルのお教室とかコーチングとかカウンセリングとかを、どうやってコンテンツ化して体系化させるんでしょうか。
どんなメソッドがあって、どんな順番で体系化させていくのか教えていただけませんか?
そうですね。
人によって違うと思うのですが、まずは全部を広げてもらう、というのがいいと思っています。
お片付けと同じで、今持っている情報を全て出してもらって、それを種類で分けてグルーピングして、さらにわかりやすい順番に組み立てていくという作業です。
みなさん得意不得意があるので、その人に合わせて順番は変えますが、基本的には持っているもの全部、お話を聞き出します。
ーなるほど。例えば、その人が技術者で美味しいパンを作れる人ならば、どうやってその美味しいパンを作っているのかを、まず全部書き出してもらうということですね。
材料は何で、計量や捏ね方はどうやっているのか、全部出してもらってから、グルーピングして順序立てていくんですね。
はい。全部見せていただいて、その方が、空気を吸うようにやっていることすら「それは何ですか?それはなぜやっているんですか?」と 「なんでなんで女」になって、聞き出すんです(笑)
ーそうすると、その人が言葉にできていないようなノウハウやメソッドが、きちんと誰しもに伝わるように体系化されていくという訳なんですね。
半年前も言ったけど・・・やはり、これは需要ありますね!(笑)
本当ですね。今まで取材や番組制作でやってきたことを、まるっきりそのままやっているんです。
ーずっと言っていますが、やはりコンテンツ化は良いですよ。
コンテンツ化というのは、自分がやっていること、言っていることを、複製可能な状態にすることです。
それはPDFでも動画でも音声でもいいんですが、複製可能にして多くの人に渡せるようにしておくと、色々な場面で役に立ちます。
例えば社員教育や、お客様の初対面の営業でも使えますね。
販売後のサポートをコンテンツでやるのもいいですよね。
色々なところでビジネスの効率をあげることができるんです。
だけど、コンテンツを作るのがみんな苦手だから、とても大事なことだけど着手できない人が多いわけです。
カメラの使い方とか、音声や機材の使い方以前に、そもそも言語化できない、順序立てて話せない、というね。そこを手伝えるというのは智子さんの強みですよね!
情報発信者も激増しているので、自分が情報発信者になるのもいいと思うけど、その情報発信者の言っていることをわかりやすくまとめて、整理してコンテンツにしてあげる、というようなことも需要があると思います。
コンテンツはいろんな仕事の側面で効率化できますし、資産になるのです。
そんなお忙しい智子さん、この先はどういう風にしていくんでしょうか?
そうですね。今は1対1でさせていただいておりますが、私もノウハウが溜まって来ました。
動画作成には効率の良いやり方があると身にしみてわかったので、みなさんが動画コンテンツを作れるようにしたいです。
また話し方も体系化できて来ました。
元アナウンサーとしても、ぜひお伝えしたいと思っていて、複数名に講座ができるように、今年はチャレンジしていきたいと思っています。
ーいいですね。きっと多くの人が待っている内容だと思います。
最後にこれを見てくれているみなさんへ一言お願いします。
プロFに入って一番よかったことは、実は自分の本当の気持ちにアクセスできるようになったことです。
ー最後の最後でマーケティングからマインドなんですね!
自分が何を求めているのか、全然わかっていなかったのですが、自分は本当はこんなことを求めているんだと言語化できるようになってきたことが、一番の財産かなと思っています。
起業している方もそうでない方も含めて、みなさんすでに何かしらのスキルを持っていらっしゃると思うので、新しく学ぶというよりは、めぐみさんのように、私たちが空気を吸うように当たり前にやっていることを見つけてくれる人とご縁を持つこと、そしてそれを活かして前に進んでいったらいいのではないかと思っています。
ーどういった本心に気づいたんですか?
引っ越しをしたいと思いつつ、動けていなかったんです。
どういう暮らしがしたいのか、全然わかりませんでした。
引っ越した後のイメージができていなかったんですが、プロFに入って言語化が進み、7ヶ月後には引っ越していました。
また、日本人の伝える力を高めていくお手伝いがしたい、という部分にも気づきました。
ーすごい!仕事で言語化をしていたら、自分のやりたいことの言語化も進んでやりたいことも明確になっていったのですね!
そうなんです、いいことだらけです。
プロFの「every females can be free!」今は「 be yourself be free!」ですが、それにも本当に共感していて、やはり女性が自由に好きなことニーズがあることで経済的に自立するのを、私もお手伝いできるような人材になりたいと思っています。
ー素晴らしい目標ですね!本日はありがとうございました。
まとめ
今では、お役に立ちたいと思える方や、
考え方をもっと世の中に知ってもらいたいと
思える方とお仕事できて幸せだという智子さん。
めぐみさんから背中を押してもらい、
イメコンから動画プロデュースへと業種を変えての再スタート。
自分ではさほど得意と思っていない部分でも、
視点やフィールドを変えたら十分に
できることがあるんだと気づき行動し続けました。
起業初期には、どうしても
「何か新しい自分にならなければ!」と
思い込んでしまう人が多いかもしれません。
しかし、今までの経歴や経験から、
既にお客様のお役に立てる分野があるのです。
智子さんの実体験からの学びや、体系化のメソッド
言語化の重要性まで、盛りだくさんのインタビューとなりました。
■吉野智子さん/人と動画のプロデュース
吉野智子さんのインスタ
https://www.instagram.com/tomoco_yoshino/
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